【昭和の洋楽】Smoke Gets in Your Eyes - Tamara Drasin/ Gertrude Niesen/ Irene Dunne/ The Platters【1933】
こんにちは、島猫です。
"Smoke Gets in Your Eyes "は、アメリカの作曲家ジェローム・カーン(Jerome Kern)と作詞家オットー・ハーバック(Otto Harbach)が1933年のミュージカル『ロバータ(Roberta)』のために書いたショー・チューン。ブロードウェイ・ショーではタマラ・ドラシン(Tamara Drasin)が歌った。この曲の最初の録音はガートルード・ニーセン(Gertrude Niesen)によるもので、1933年10月13日、フランク・シナトラ(Frank Sinatra)の2番目のいとこであるレイ・シナトラ(Ray Sinatra)の指揮で録音された。ニーセンが録音したこの曲はビクターからリリースされ、B面にはアイシャム・ジョーンズ楽団(Isham Jones and his Orchestra)をフィーチャーした「Jealousy」が収録された。
1934年、ポール・ホワイトマン(Paul Whiteman)がこの曲を録音してレコード・チャートで初めてヒットさせた。
この曲は、フレッド・アステア、ジンジャー・ロジャース、ランドルフ・スコット共演で1935年に映画化されたミュージカルで、アイリーン・ダン(Irene Dunne)によって再演された。この曲は、キャサリン・グレイソン(Kathryn Grayson)が実演した1952年のリメイク版『ロバータ、ラブリー・トゥ・ルック・アット(Lovely to Look At)』にも収録され、プラターズ(The Platters)では1959年にチャート1位を獲得した。
J. D.サウザー(J. D. Souther)は、スティーブン・スピルバーグ監督の1989年の映画『ALWAYS』のサントラでこの曲をカヴァーし、リチャード・ドレイファスとホリー・ハンター演じる主人公たちとのダンスで披露するカメオ出演をしている。
【Tamara Drasin版】
【Gertrude Niesen版】
【Irene Dunne版】
【The Platters版】
【参考文献】
- GENIUS
以上