洋楽と暮らし by 島猫

昭和の洋楽や日々の暮らし

【昭和の洋楽】Silent Night - Bing Crosby/ Percy Sledge/ The Cats【1935】

Silent NIght

こんにちは、島猫です。

 

きよしこの夜(Silent Night)」(ドイツ語: "Stille Nacht, heilige Nacht")は、1818年にオーストリアのオーベルンドルフ・ベイ・ザルツブルク(Oberndorf bei Salzburg)の小さな町で、フランツ・クサヴァー・グルーバー(Franz Xaver Gruber)が作曲、ヨーゼフ・モール(Joseph Mohr)が作詞したクリスマス・キャロル(Christmas carol)である。2011年にユネスコ無形文化遺産に登録された。1905年に初めてレコーディングされたこの曲は、映画や複数のヒットレコーディングに登場し、他の楽曲にも引用されるなど、人気を博している。

 

「シュティレ・ナハト(Stille Nacht)」は、1818年のクリスマス・イヴに、現在のオーストリア、ザルツァッハ川沿いにあるオーストリア帝国の村、オーベルンドルフの聖ニコラス教区教会で初めて上演された。カトリックの若い司祭ヨーゼフ・モール神父は、その前年にオーベルンドルフに来ていた。ナポレオン戦争の余波を受け、1816年、ヨーゼフが司祭助手として働いていたザルツブルグ・ルンガウ地方の父の故郷マリアプファルで、彼は詩「Stille Nacht」を書いた。

 

この旋律は、近くの村アルンスドルフ(現在はランプレヒトハウゼンの一部)の校長兼オルガニストであったフランツ・クサヴァー・グルーバーによって作曲された。1818年のクリスマス・イヴの夜、川の氾濫で教会のオルガンが損傷した可能性があったため、モーアが歌詞をグルーバーに伝え、その夜のミサのために旋律とギター伴奏の作曲を依頼した。その後、教会は度重なる洪水によって破壊され、「無音の夜の礼拝堂」に建て替えられた。モーアがこの歌詞を書いたきっかけや、新しいキャロルを作ることになったきっかけは不明である。

 

グルーバーによれば、オーベルンドルフ教会で楽器を修理していたオルガン製作者のカール・マウラッハーがこの曲に魅了され、作曲した曲をツィラータールに持ち帰った。そこから、シュトラッサー家とライナー家という2つの民謡歌手の一家が、自分たちのショーにこの曲を取り入れた。ライナー家は1819年のクリスマスの頃にはすでにこの曲を歌っており、オーストリアのフランツ1世やロシアのアレクサンドル1世を含む聴衆の前で披露したこともあった。1840年代までに、この曲はニーダーザクセン地方でよく知られるようになり、プロイセンのフリードリヒ・ウィリアム4世のお気に入りであったと伝えられている。この時期、メロディーはわずかに変化し、現在一般的に演奏されているバージョンとなった。

 

長い間、オリジナルの手稿が失われていたため、モーアの名前は忘れ去られ、グルーバーが作曲者であることは知られていたが、多くの人々はこのメロディーを有名な作曲家が作曲したものだと思い込んでおり、ハイドンモーツァルトベートーヴェンシューベルトなど、さまざまな人物のものとされていた。しかし、1995年に発見されたモア自筆の手稿は、研究者によって1820年頃とされている。その手稿には、モーアがオーストリアのマリアプファールの巡礼教会に赴任していた1816年に歌詞を書き、1818年にグルーバーが作曲したことが記されている。これは現存する最古の写本であり、モーアの自筆による唯一のものである。

 

【Bing Crosby版】

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【Percy Sledge版】

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【The Cats版】

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【参考文献】

- Wikipedia

en.wikipedia.org

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- GENIUS

https://genius.com/Bing-crosby-silent-night-lyrics

 

以上