【昭和の洋楽】Strange Fruit - Billie Holiday/ Nina Simone/ Cassandra Wilson【1939】
こんにちは、島猫です。
"奇妙な果実(Strange Fruit)"は、アベル・ミーロポール(Abel Meeropol)(ルイス・アラン(Lewis Allan)というペンネームで)が作詞・作曲し、1939年にビリー・ホリデイ(Billie Holiday)がレコーディングした曲である。歌詞は1937年に発表されたミーロポールの詩から引用されている。この歌は、犠牲者を木の実に例えた歌詞で、アメリカ黒人のリンチに抗議している。このようなリンチは20世紀初頭のアメリカ南部でピークに達しており、被害者の大多数は黒人だった。この曲は「宣言」「公民権運動の始まり」と呼ばれている。
ミーロポールは妻で歌手のローラ・ダンカン(Laura Duncan)とともに歌詞を音楽にし、1930年代後半にマディソン・スクエア・ガーデンを含むニューヨークの会場でプロテスト・ソングとして演奏した。ホリデイのバージョンは1978年にグラミー賞の殿堂入り。また、全米レコード協会と全米芸術基金が選ぶ "Songs of the Century "にも選ばれている。2002年、"Strange Fruit "は「文化的、歴史的、美学的に重要である」として、米国議会図書館によってナショナル・レコーディング・レジストリに登録された。
【Nina Simone版】
【参考文献】
- Wikipedia
- GENIUS
以上